更新:2016/02/29
第10回 知多半島一周ウルトラ遠足(マラソン)
- ウルトラ
- 愛知県
2015年4月26日(日)に愛知県常滑市の100Kウルトラマラソンに参加してきました。
制限時間が17時間と他の大会に比べて長いので、正式名称も「ウルトラマラソン」ではなく「ウルトラ遠足」になっています。
だがしかし、100Kはやはり長かった…。
フルマラソン2回、ハーフマラソン1回分の距離を1日で行うのですから、普通の人から見たら完全に「アホ」ですよ(^_^;)
この大会の特徴(悪い点)
- エイドはものすごく少ないです。へたすると20Kごとくらいにしかないです。
そのため、ある程度はコンビニなどで自分で購入補給する必要があります。 - スタッフも道を曲がる所以外には、いないので、道を間違える可能性あり。
- 交通量が多い割に歩道が狭いところを走らなければならない。
特に夕方の交通量がピーク時は怖かったです。
この大会の特徴(良い点)
- 制限時間が長いので初めてウルトラマラソンに参加する人には最適です。
- 知多半島ののどかな風景を見ながら走れる。
- アットホームで温かい運営・雰囲気(半面、適当…。)
他のブログでも酷評されていますが、事前に覚悟していれば、良い大会です(^_^;)
レースの方はというと…
朝5時にスタートです。
スタート地点は常滑駅すぐ近くのホテルAUです。
はじめは、国際空港セントレア方面の海岸沿いを10Kほど走ります。
「まるは食堂」、「コストコ」、「めんたいパーク」などの常滑の人気スポットを通過していきます。
そして、ふたたびスタート地点を通過して、国道247号をひたすら南下します。
しばらくすると再び海が見えて、名所「野間の灯台」も通過します。
とてものどかで、自然が多いところも走ります。
折り返し地点でもある、南知多町師崎では、北海道を彷彿とさせるほどの壮大な畑もありました。
ところで前半のんびり走っていたら、京都と大阪から参加してる関西人の人たちと一緒に走ることになりました。関西人の人達は良くしゃべるし面白い!
「このコースあと50周走るらしいでー」
「ほんまかいな!?」
みたいなやり取りは普通のようです。
特に、京都からの参加の62才のおっちゃんは特に面白かった。
暑かったのでみんなで、ソフトクリーム買って食べたのですが、
すれ違うランナーにいちいち、
「そこのコンビニでソフトクリーム買ってのんびり走りなー。
おっちゃんは、買って食べたんやけど、めっちゃおいしかったでー」
と、楽しそうに言ってました。
しかし、このおっちゃんランナーすごく遅く、ぶっちぎりで一番後ろです。(^_^;)
結局60K過ぎくらいで、このおっちゃん「おっちゃんもう歳だからもう無理やー」とリタイアしてました。
でも本当にこういった出会い・ランナー同士のふれあいはウルトラマラソンならではの醍醐味です。
そこから一人で走るのですが、
前半温存していたので、なんとか最後まで走りきることが出来ました。
気温が高い時に頑張っても効率的ではないので、
結果的には完走できたのはスローペースの「おっちゃん」のおかげかもしれませんね。
残り15Kくらいで完全に日は暮れて、
ほぼ真っ暗闇でのマラソンです。
本来なら真っ暗闇の中、一人で走るのは怖いのでしょうが、
疲れとランナーズハイで、それどころではない感じでした。
結果
そして、ふらふらしながらも、20:43、スタートしてから実に15時間43分でゴールできました!
ウルトラマラソンは体へのダメージも大きいので走り終わった後も大変です。普通のマラソンなら、走り終わったあとのビールは最高ですが、ウルトラマラソンの後は、体が拒否してしまってビールも飲めないですw
しかし、次なる目標があります。坂が多く制限時間も厳しい「飛騨高山ウルトラマラソン100K」もできれば来年走破したいと思っています!