更新:2024/12/04

防府読売マラソン

  • フル
  • 山口県

山口県防府市のマラソン大会。
→防府マラソン公式サイト

会場までのアクセス方法

新山口駅から約15分で防府駅。
防府駅からは、無料シャトルバスで会場のソルトアリーナ防府まで15分くらい。

この大会の特徴

  • 種目はフルのみです。
  • 4時間切りできるランナーだけが参加できる大会です。
  • シューズに付けるタイプのチップで計測します。完走証はネット。
  • ゼッケン・チップは事前に郵送で届きます。
  • 参加賞はタオルと長袖シャツ。
  • アップダウンが少ないフラットなコースです。
  • エイドは、スポドリと水だけで、食べ物はありません。

防府マラソン2024のレポート

2024年12月1日

前日当日の食事・体調など

42キロ走を中心にたくさん走り込んできました。
大会2週前には、駅伝や5K走、10K走で、キロ4を超えるスピードで、仕上げました。
風邪も引かず、体調は良い。

前日の午前中に出発しましたが、朝は雪が降っていました。
高山→名古屋2時間30分。名古屋→新山口が2時間30分。
と乗車時間はトータル5時間。待ち時間を含めると、6時間くらいかかりました。

ホテルは、新山口駅の目の前。
近くにイオンがあったので、早めの夜ご飯は回転ずし。
値段の割に、量は少なかったので、スーパーで少し買い足して、ホテルで食しました。
ビールは、500m1本のみ。
やはり、緊張でなかなか寝付けませんでしたが、それなりには睡眠・休養は取れた。

この日の天候

スタート時は13度。終盤は18度ちかくまで上がって少し暑いレースになりました。
やはり昨年の富山マラソンに続き今回も、飛騨高山との温度差にやられてしまった。

レースの方は

目標はもちろん、キロ4分15秒ペースでサブスリー3時間切りを目指します。
前半は多少抑えてキロ410から420ペースで走り、35K過ぎからスパートをかける予定でした。

初めの1キロは、混雑にぶつかり、少し出遅れるも、 その後15キロくらいまでは、本当にジョグ感覚で楽にキロ410ペース前後を刻めました。

しかし…。

次第に身体に異変が。。
ハーフの中間地点は、ほぼピッタリ1時間30分でしたが、ここからペースが上がらない。

途中、すれ違いで川内優輝選手の力走を見て奮起するも、やっぱりペースが上がらない。。

予定では35キロからスパートをかける予定でしたが、キロ6分まで落ちる。

目がチカチカして、力が入らない…。
完全に、脱水症状だ。
そして、両足が攣ってしまい、走ることができない。
ここから3キロくらい、どっぷりと歩きました。

飛騨高山との、激しい温度差が脱水症状を招いたと思います。。

幸い、塩タブとスポーツゼリーが1個残っていたので、 それをチビチビと摂取しながら歩いていたら、少しづつ回復してきました。

残り3キロは、キロ530ペースですが、走ることが出来た。

結果

タイムはネットで3時間32分55秒
と、自己記録にもほど遠い結果に終わりました。
とても悔しいが、まだ諦めない!
この失敗を次のレースにつなげたい!

防府マラソンの良いところ

  • トイレの小がスタート近くにあって直前でもいける
  • 参加者レベルが高くキロ410ペースで走っても、周りには沢山のランナーがいて並走できる。
  • 全体的にフラットで、直線が多いので淡々と集中して走れる。
  • ゴール後もスタッフが積極的に弱っているランナーに声掛けをし、メディカルケアを行っていました。

防府マラソンの悪いところ

  • スタート直後わずか200mくらいで、コースが狭まり、転倒事故の危険がありました。
    ペースもここで一気にキロ6分ペースまで落ちました。
    ただ、これに関して、改めて公式の動画を見たところ、特に車線規制はしていなくて、 速いランナーさんが左に寄ったので、みんなつられてしまったようです。
    実は反対車線も走れたようです。
    この運営対策は、真ん中にカラーコーンを置いて、車線変更できないようにすることでしょうか。
  • 給水が少ない。4~7K間隔の給水エイドでしたが、暑くなる後半ほど、間隔が遠くなっていたのは辛かった。

なぜ失速してしまったのか?

激しい温度差が脱水症状を招いた。
出発時の飛騨高山は雪が降るほど寒く、0度。
レース当日の最高気温は、18度。
この温度差に体がついていかず、脱水症状を招いたのが一番の要因だと思われる。
10月のハーフマラソンでは、この日より気温が高かったが、楽に走れた。この時は身体がまだ暑さに対応できていた。
この対応策は難しいが、やはり途中で経口補水パウダーを補給すべきだった。
塩ジェル2つ、塩タブ2つは補給しましたが、これでは塩分ナトリウムが足りなかったようだ。
昨今の温暖化は、大変厳しい。。
どの日が涼しいかは、「運」要素もあるから、対応が難しい。。

どういうレース展開が良いか?

結局、脱水症状で失速してしまったので、前半にタイム貯金をつくるか、体力温存するか、どちらが良いかの判断は出来なかった。
しかし、前半15Kくらいまでは、本当にジョグ間隔でキロ410ペースで走れました。
これはレース特有のドーパミンが発生し、感覚が麻痺してるだけだろうか?
それとも、本当に余裕をもって走っていたのだろうか?
いずれにせよ、この余裕を持った感覚を、35キロ地点まで維持させることが、サブスリー達成の道であろう。

どういう練習をすれば改善されるか?

まずは楽にレースペース90%で30キロ走れるように毎月反復練習。
通年で30キロを楽に感じるようになる。
今までは、オフシーズンである積雪時期、真夏はロング走をほとんどやっていなかった。
毎月最低でも2回は行う。
フルはやはり距離走が1番大事だと思う。

具体的な数値指標としては、
ハーフは24分台を目指す。
5キロ 18分台を目指す。
月間走行距離も通年を通して、300~400Kを確保する。 今回もレース一か月前である11月のテーパリングで250Kと距離を落としすぎたと感じた。 レース一か月前もきっちり400K走るべきと感じました。
自己ベストを出した2022年の富山マラソンの時も一週前に40k走を行っていました。

可能な限りレース実践の回数を増やす。
練習の意味でのフルマラソンレースも入れる。
やはりぶっつけ本番は、余裕が無くなる。
自分の長所は、「たくさん走っても故障しないこと」だと思うので、とにかくたくさんレースを走る。

遠征して良かったこと

「近郊の大会だけしか参加しない」という心の壁が取れたことで、もっと自由に全国の大会に出たいと思えるようになった。
新幹線の近くの大会なら意外と時間はかからない。
リニアが開通したら、もっと近く感じるでしょうね。

報告動画

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