更新:2019/04/17

掛川・新茶マラソン

  • フル
  • 静岡県

静岡県掛川の坂道が厳しいフルマラソン大会。フルーツエイドでメロンが食べられます。

会場までのアクセス方法

この大会は事前にゼッケンが送付されるので、前日受付が不要です。
名古屋・東京からも、朝イチの新幹線「こだま」で間に合います。
掛川駅から会場の「つま恋リゾート」までは、シャトルバス(有料)で20分。

この大会の特徴

  • 種目はフル、10K、5K、3.5K、1Kがあります。
  • 会場に手荷物預かりがあります。(貴重品預かり所はありません。)
  • 申告タイムによるブロックスタートです。
  • ペースメーカーはいません。
  • シューズのチップで計測します。完走証はすぐにもらえます。
  • 高低差があるコースです。特に最後の方に激坂があります。
  • イチゴやマスクメロンなどフルーツエイドがあります。
  • 参加賞はフェイスタオルやお茶など。

2019年 掛川・新茶マラソンのレポート

2019年4月14日

このレースの目標

高低差が激しいコースなので、あまり記録は狙えないかもしれません。
また本命レースは5月の黒部マラソンなので、この大会はステップレースとして位置付けて走ろうと思っています。
しかし、練習だからこそ、自分の力を試してみようと思っています。
前半は、しっかりキロ4:15ペースで走り、ハーフ地点を1時間30分で通過したい。
後半は激坂に撃沈する可能性が高いけど、それでいいんです。
自信を持って走ろう。しっかりサブスリーへのヒントを持ち帰ろう。

目標達成のための練習計画

前走の佐布里池マラソンから2週間後なので、ロング走は一回だけ40K走をゆっくり目のペースで行う予定です。
それ以外は、通常通り10K走をベースに、最後の2Kをレースペースで走って行きます。

「楽にスピードに乗るヒント」

リラックスして、いかにコンパクト(最短距離で着地するフォーム)に走るかを極めていきたいです。
アップダウンのあるコースは特にそれが重要だと感じています。
あと、ハムストリングを意識すると力強い踏み込みが出来る気がします。

前日当日の食事・体調など

名古屋に前泊。通常通り食事を摂って、体調は良いです。
ただ、先日健康診断の結果で、ヘモグロビン不足(鉄分不足)の結果が出ました。
陸上をやっている人には、この貧血問題を抱えている人は少なくないです。
ただ僕の場合はたまに立ち眩みがあるくらいで、軽度なので、サプリメントなどで、鉄分を積極的に摂っていこうと思っています。

レース中に携帯したもの

パワージェルを2つ携帯。15Kと28Kあたりで摂取しました。

服装など

半袖シャツ、ランパン、帽子、サングラス。(GoProは装着しませんでした)

この日の天候

当初の天気予報は、お昼に雨予報でしたが、朝から晴れて、レース中は降りませんでした。
気温は、最低気温11度、最高気温18度。風は2m以下だったので、比較的暑いレースになりました。
しっかりパワージェル、エイドのスポドリを摂取して、特に脱水にはならずにすみました。

スタート前

名古屋駅から始発の「こだま」で出発。念のため指定席取りましたが、自由席でも全然座れそうでした。
「こだま」は途中何度も停車待ちするので、約50分くらいで掛川駅に到着。
掛川駅

到着後はすぐにシャトルバス乗り場に向かいます。
ICカード利用と現金支払いで、乗り場が二手に分かれていました。
たくさん並んでいるように見えますが、頻繁にバスは来るので、10分も待たずに乗れました。
シャトルバス乗り場

15分ほどバスに揺られて会場近くの駐車場に到着。
ここからさらに会場の「つま恋リゾート」へは、数分歩きます。
道中には茶畑もあります。桜も咲いていましたが、だいぶん散っていました。(ちなみに飛騨高山の桜はまだまったく咲いていません。)
坂道を登りながら、ここを数時間後にはヒーヒー言いながら登るんだろうなと思ったり…。
会場に向かう道

「つま恋リゾート」に到着。
つま恋リゾートの入口
すでに多くの人で賑わっていました。
芝生の広場が大きく、家族連れで来ている人も多かったです。
会場の広場

フードコートも充実していました。作り置きはせず、注文後作ってくれるので、温かく美味しい料理が食べられます!
フードコート

経口補水パウダーとスポーツジェルを摂取して、荷物を預けます。
軽くジョグがてら空いているトイレを探します。
荷物預け場の近くのトイレは混んでいました。ここより、スタート地点近くのトイレの方が若干空いていました。
トイレの後は、そのまま軽く会場周りを2周。スタート地点に向かいます。

レースの方は

スタート位置は自己申告によるゼッケン番号ごとのブロックスタートです。
10分前には並びましたが、ここはローカルレースの良い所。5分前でも、問題なく前方に入り込めそうな雰囲気でした。

ゲストの団長安田さん、谷川真理さんが盛り上げてくれます。
あと、ゼッケンナンバー1で、100Kマラソン世界選手権で優勝した山内さんも登場。(もちろん今大会も優勝でした)
そしてスタート号砲!

そこまでの混雑は無く、スムーズに前半も走れました。
序盤は下り坂なので、無理しない範囲でペースを上げていきます。
はじめの10Kのラップは44:07。キロ4:25ペースなので、当初予定していたサブスリーペースより遅い…。
思いのほか、身体が重くスピードに乗れませんでした…。
5K地点にあった一番最初の激坂もきつかった…。

10K~20Kは比較的、勾配は少ないので、淡々と走ってラップは48:05。
粘るも、ペースアップできてませんね。

そして25K地点から、パッと見た目で上下に道がうねっているのが分かるアップダウンが始まります…。
ひとつひとつの坂道は長くはないのですが、ここまで連続で来ると、シンドイ…。
坂道では、ドンドン抜かれます…。自分の坂道の弱さを身をもって知りました。。
ただ下り坂は得意なので、下りで持ち返すを繰り返します。

そして30K過ぎに出てくるメロンが最高に美味しかった!
もう一つの名物「戦国汁」は飲まなかったのですが、多少のロスがあっても飲むべきでしたね…。

そしてコースは出発した道に戻ってきます。
そう、行きは下り坂だった道が、激坂となって迎えてくれます…。
最後もヘロヘロになりながら、しかし意地で最後まで歩きはしませんでした。
左のふくらはぎが痙攣しそうで、ラストスパートも出来ない状態。
それでも何とか感動のゴール!!軽くガッツポーズ。
ゴール地点

結果

タイムはネットで3:39:33でした!(グロスは3:39:48)
記録より記憶に残りましたね(^_^;)
記録証

10Kごとのラップ
10Kごとのラップ

ゴールして、着替えた後、茶そばをいただきました!天ぷらものっていいて凄く美味しかったです!
そば茶

帰り道に応援しながらバス乗り場に向かいました。 最後は応援キッズランナーと一緒に走ることもできるようです。「一緒に走ってください」って自己申告しないといけないのかな(^_^;)
応援キッズランナー
会場入口付近で応援する人と最後の力を振り絞るランナー達。
ラスト

総括・良かった点など

とりあえず激坂にも歩かず走り切れたので良かったです。
↓高低差
高低差

あと、小さい子からお年寄りまで、地元の人の温かい応援が身に沁みました。
僕も手を挙げて、応援に応えて走りました。
大きな声で「ありがとう!」と応えるランナーさんもいますが、立派だなと思います。
そのくらいの余裕が欲しい!

今後の課題

とにかく坂道に弱い

6月には激坂祭りの高山ウルトラがあるので、11時間切りするためには、坂道練習(峠走)が必要だと強く感じました。
フラットなコースの大会でも峠走をやる意味は大きいと思っています。
登りで持久力のある強い脚を作り、
下りで身体全体を使ったダイナミックなスピード・強い足首を強化できます。
※基礎が出来ていないとケガする可能性もあるので、初心者向けでは無いです。

キロ4:30ペースをジョギング感覚で走れるようになりたい

→気持ち的にも余裕ができてリラックスできる。
→30K過ぎの苦しい時間帯もスピードダウンすることなく安定できる。
→少しアクセルを踏み込めば楽にキロ4:10ペースに移行できるようになる。

動画

●ランネットのクチコミ

●掛川・新茶マラソン公式サイト

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