更新:2019/07/08

飛騨千光寺88トレイル

  • トレラン
  • 岐阜県

岐阜県高山市丹生川町は「千光寺」の山を走るトレイル大会です。
「千光寺」は1200年前に建立され、「円空仏の寺」としても有名です。
八十八の祠をめぐる巡礼の道がコースになっています。
第1、2回は秋でしたが、第3回は初夏に開催されました。
少し雪の積もった極楽門

また高山ウルトラマラソンのコースの一部でもあり、どんな強靭なランナーも絶句するほどの激坂です。

会場までのアクセス方法

高山駅から車で約20分です。
近くに駅やバス停はありません。

高山市丹生川町の特徴の特徴

とても自然豊かなのどかな町です。
特産品は宿儺かぼちゃ。毎年秋には「にゅうかわ宿儺まつり」が開催され特産品がつまった鍋が振舞われます。
千光寺から見た町並み
千光寺から見た町並み。

この大会の特徴

  • 12.77キロのコースです。3周します。曲がる場所には指示看板もしくはスタッフさんが誘導してくれます。
    【コースマップ】公式サイトより抜粋
    コースマップ
  • チップでの計測は無しです。完走証もゴール後すぐにもらえますが記録は自分で記入します。男女6位までの表彰があります。
  • 山の中なので地元住民の応援はありませんが、スタッフ・ボランティアの人たちの応援はありがたかったです。
  • かなり厳しい高低差で、途中は歩かざるを得ない傾斜です。
  • 給水は2周目に1回あります。足りないので、自分で水分は携帯する必要があるでしょう。水、スポーツドリンク、コーラ、チョコなどがありました。
  • 参加賞は丹生川の特産でもあるトマトジュース。第一回のときはオリジナルのラベルでした。
    参加賞のトマトジュース

2019年 第三回 飛騨千光寺88トレイルのレポート

2019年7月7日

このレースの目標

前回の記録更新を狙っていきたいです。
今までは秋の開催でしたが今年から7月開催ということで、水分補給も重要そうです。

目標達成のための練習計画

高山ウルトラマラソン、乗鞍天空マラソンと激坂レースが良い練習にはなったと思います。
レース一週前には28Kのロング走も行いました。
何とか坂道も歩かずに、粘りたいです。

以下からは、開催終了後に追記します

前日当日の食事・体調など

前日に小学校の父親親睦会があったりで、ちょっと飲み過ぎで体調がイマイチ…。
ダメですね、しっかり体調管理できないと…。反省…。

レース中に携帯したもの

ハイドレーション500mlのみスポドリを入れて走りました。
後半は蒸し暑く、ゴール時にはほとんど無くなっていました。

服装など

乗鞍天空マラソンのTシャツ、ランパン。
トレランシューズ([アディダス] TRACEROCKER GUB14)

この日の天候

最低気温19度、最高気温28度。レース中も後半は25度を超えていたかもしれません。
山道でほとんど日陰ですが、とても暑く感じました。

スタート前

7時ごろに車で自宅を出発。40分くらいで到着します。
参加者も増えて、駐車場も一杯。(大会が終わるまで車は出せません。)
地元のラン友さんと交流できて良かったです。
受付でゼッケンと参加証のトマトジュース(小さいの3つ)もらえます。
スタート/ゴール地点

レースの方は

住職の挨拶、コース説明のあと、9時にスタート。
スタートの合図は、「ブォー!」と住職の法螺貝笛!
初めの1Kは激下り坂、得意なので、一気にキロ4切りペースで下ります!
一瞬だけ6位以内でしたね(^_^;)
初めの下り坂

その反動もあって、登り坂のトレイルコースに入った瞬間急ブレーキ…。
どんどん抜かされます…。
登り坂

地獄谷と言われる絶壁の道も通ります。
地獄谷

そして、高山ウルトラマラソンでお馴染みの極楽門をくぐって、石階段を登ります。
極楽門
しばらくすると、下り基調に変わっていきます。
下りのトレイルは本当に気持ちいですね!

2周目、3周目と重ねていくうちに、息も慣れて、走りも安定してきました。
そして、最後は舗装道路の激坂を登ってゴール!名前を読み上げてくれます!

結果

2:7:56でした!
2年前に参加したときより1分だけ縮まりました。来年はしっかり山道トレーニングして2時間切りできるようになりたいです。

完走証とラップ
完走証とラップタイム。うまくGPSが作動しなかったのか、ただしく計測できていない可能性が高いです。

表彰式男子
男子の部の表彰式。

総括・良かった点など

本当に修行のような厳しい道でした(^_^;)。完走率も全体で76.9%。
でも気持ちよく走り切れてよかったです。
ぜひ来年も出たいですね。
来年は2時間切りして、順位も真ん中よりは上に行きたいところです。

今後の課題

まずは、やっぱり体調管理。ベストな状態でレースに臨むのは必須ですね。たとえファンランだとしても。

そして、あらためてロードとトレイルでは使う筋肉が違うと思い知らされました…。
トレイルで強くなるには、しっかり山道でのトレーニング(登山・トレラン)が必要ですね。
10月には位山トレイルもあるので、夏場は山場トレーニングも頑張っていきたいです!

動画

2017年 第一回 飛騨千光寺88トレイルのレポート

2017年11月19日

この日の朝食・体調

1週間前に引いた風邪はほぼ完治していましたが、一か月前ケガした左足首も多少違和感が残っています。

高山からは会場までは20分ほどで到着。
雪は少しぱらついていましたが、積雪はしていなく助かりました。雪道の運転はまだ慣れていません。

レースの方は(スタート前)

激坂を車で登って駐車場に到着。参加者は少ないので、空きには余裕がありました。

受付でゼッケンと参加賞がもらえます。
お寺の中の一室が更衣室として利用可能でした。とても寒い日(0度)でしたので、ストーブの暖かさかが助かりました。

開会式では住職さんなどの挨拶、コースの説明などが行われました。
開会式 住職さんのあいさつ
開会式 住職さんのあいさつ

コース説明
コース説明

レースの方は

開会式が終わったらすぐに、スタート地点に移動。
スタート直前 9:00ちょうどにスタートです。

まずは、塗装道路を一気に下ります。
そして五本松の横を通るトレイル道に入っていきます。

枯れ葉の道で、ふかふかしていて、見た目もとても綺麗でした。
特に雪がパラパラと舞ってくると、より幻想的な世界になりました。
自然の中を走るのは本当に心地よいですね。
ただ、場所によっては道が狭く、断崖絶壁的な道もあるので、少し怖かったです。
トレイルコース風景

1周目はまだ元気なので、登りも下りもある程度スピードも出していましたが、 2周目以降は疲れと、違和感のある左足首にもダメージが蓄積されて、ちょっとパワーダウン…。

極楽門からの石階段は高山ウルトラマラソンでもすっかりおなじみです。
ここも、3回も登るとかなりしんどいです…。
極楽門の石階段

そして、3周目の最後は、はじめに下った道の激坂を登ります。
この激坂も高山ウルトラマラソンですっかりおなじみですが、やっぱり超しんどかった…。

しかしこの坂を登り切れば、スタッフの皆さんに迎えられてのゴール。名前も放送で読んでもらえました。

結果

タイムは2:08:55でした。
6位以下の順位発表は無いようでした。
完走証
住職の手書き文字なのがうれしいです。

ゴール後は、豚汁がもらえます。
冷えと疲れた体に、染みわたりました。すごく美味しい!2杯いただきました。
豚汁

その後、表彰式、閉会式が行われました。
表彰式

総括

第一回ということもあり、参加者は30~40名程度でしたが、とても親切な運営で最後までストレスなく楽しめました。
第二回も開催されるならまた出てみたいです。

ちなみにこの日はNHKの取材もあり、東海地方のニュースで放送されていました。
NHKのニュース

Relive動画

飛騨千光寺88トレイル公式サイト

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