更新:2021/06/04
キロ415を楽と感じる姿勢・フォーム
動画
キロ415を楽に走れているときは、とても心地よい。
もっと速い、キロ4分を切るペースもこなせるようになるでしょう。
それを実現する姿勢・フォームを説明していきます。
姿勢
背筋を伸ばして、ほぼ垂直をイメージします。
真っ直ぐ立つことで、冷静に自分を客観視することもできます。
そのまま若干前傾させます。
肩の力を抜いて、しっかりリラックス。
手は足の運びに合わせて、しっかりシンクロさせて振ります。
フォームは「小さく大きく」
キロ5分程度なら、小さくピッチ走法だけで走れます。
しかし、キロ415ペース以上となると、やはりダイナミックなフォームが必要になってきます。
自分が頭の中でイメージしているよりも、もっと大げさな動きが必要です。
ダイナミックなフォームを実現するためのコンセプトは、
「小さく大きく。」
- コンパクトに小さく弾く
- 大きく振り出して 大きく引きつける
小さく力を貯めて、一気にパワーを放出させるイメージです。
1.大きく振り出します
ブンっと振り出すように強く前に出すイメージです。
サッカーでボールを蹴る感じに近いです。
若干内側に捻りを入れると良いです。
2.コンパクトに小さく最短ルートで真下に強く着地する
接地時間は短く、強く弾きます。
3.大きく引きつける
しっかりとお尻の近くまでかかとを引きつけます。
この動作を繰り返すことで、強い遠心力を生み出します。
ズームフライなど厚底シューズならより強い力が得られるでしょう。
これが楽にスピードを出すための秘訣です。
最小限の消耗で、最大限の力を生み出す。
下り坂を利用しよう
下り坂は、必然的にダイナミックなフォームになるので、うまく練習に活用しましょう。
さいごは我慢と集中力
フルマラソンには25K、30K、35Kと壁がいくつもありますが、ここは我慢比べ。
しっかり丁寧に集中して、このフォームサイクルを意地で維持させましょう。
最後まで貫き通せば、記録更新は間違いありません。