更新:2019/08/28
飛騨位山トレイル ショートコース攻略法
動画
岐阜県高山市一之宮町で10月に開催されるトレラン大会「飛騨位山トレイル」。
今回はショートコースの攻略法をポイントごとに説明します。
コース概要
距離:約12km
トレイル率:95%
累積標高:774m
標高差:629m
舞台となる位山は「水無神社」の奥宮でもあり、パワースポットです。
画像:グーグルマップ
下記4ステージの特色を持ったコースです。
1ステージごと説明していきます。
ステージ1「刈安林道」
スタート直後は草地のゲレンデを駆け上がります。
そしてすぐに、砂利道の林道が約5キロ続きます。
傾斜は多少ありますが、そこまで厳しくはないです。
障害物も無く、道幅もある程度あるので、追い越しも楽に可能。
しっかりロードの坂道練習をしたのなら、ここは一気に駆け抜けましょう!
ここはロードの基本「骨盤、大転子を使った走り」を意識するとよいでしょう。
ステージ2「刈安登山道」
この看板が見えたら、一気に傾斜が厳しい登山道(木の階段)です。
道幅も狭くなり、足場も悪くなるので、追い越しは慎重に行いましょう。
約1.5Kほどの道なので、頂上まで気合で登り切りましょう!
ステージ3「登山道下り1」
頂上のエイドステーションを過ぎたら、一気に下り坂。
岩や丸太道はぬかるんで滑りやすいので気を付けましょう。
木の根っこでつまづきそうになる所もいくつかあります。
ステージ4「登山道下り2」
スキー場(リフト)の頂上を越したら、また違った特色ある下り坂が現れます。
微妙な大きさの石、岩がごろごろ転がった道なので、走りにくいです。
また急カーブばかりなので、スピードも出しずらいです。
後述する「馬走り」でいけば、足の裏への負担が少なく走り切れると思います。
最後は、再び草地のゲレンデを下ったらゴールです!
トレラン下り坂のコツ
ロード走との違いが顕著に現れるのが「下り坂」ではないでしょうか。
うまく走れれば、トレラン最高の醍醐味である「疾走感」を味わえます。
しかし初心者はどのようにしたらスムーズに下れるかとても戸惑います。
そこで個人的に見つけた初心者向け下りの走り方が「馬走り」です。
足を前後にクロスさせるのではなく、右足もしくは左足を前に出したら、そのままの状態で足をちょこまかと前後させます。
足が宙に浮いている時間を減らせるので、「安定・安心」を得られます。
この走り方でも、うまく使えば、意外と速いです。
あと、足元ばかり見ず、少し前に視線を置くとよいでしょう。
試走するときの注意事項
「刈安林道」は人がいない代わりに熊が出没するエリアなので、極力複数人数で行きましょう。
もちろん、熊鈴は必須です。
「刈安登山道」では、頭の周りをスズメバチがクルクルよく回ります。
手で追い払わず、そそくさと走り抜けましょう。
アブもいますので、あまり効果は薄いかもしれませんが、虫よけスプレーをたっぷりつけておきましょう。
1人で練習するときは、無難に登りも位山登山道を利用した方が安全でしょうね。
もちろんその場合には登山者を優先して走りましょう。
飛騨位山トレイル公式サイト
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